プログラミング

iPad Pro で python はできる?タブレットでコーディングする方法

iPad Pro で Python はコーディングできるのか

iPad Pro で python をやろうと思うと「 Pythonista3 」が出てきます。
Pythonista3 は iOS で Python を扱おうとする場合は必須のアプリとされています。 ただ、
プログラミングの開発環境に有料ってどうなの?
と思った人も多いはず。

ゆった
ゆった
僕は何が何でも有料アプリを避けたかったので沢山調べました(笑)

そこで今回の記事では、 iPad Pro において、無料の範囲でどこまでコーディングできるのか?をご紹介いたします。

今回は Google が提供している Google Colaboratory を使っていきます。

Google Colaboratory とは

環境構築が不要となるクラウド型の Python 開発環境です。
以前紹介した Jupyter Notebook をベースにしており Google の仮想マシン上で動きます。

必要なことは「 Google アカウントがあるかどうか」だけで、特段インストール等は不要です。
Gmail やスプレッドシートと同様の操作性で Python に触れられると考えてくれれば問題ないです。
前置きはさておき、実際にやってみましょう。

iPad Pro で Python をコーディングしてみる

まずは公式のページへアクセスします。

Colaboratory へアクセスする

①URL先はこの画面に移動した、ログイン画面です。埋め込み動画の人は誰でしょうかね。

ログインボタンの下にある「接続」をクリックして準備完了です。
Colaboratory は Anaconda に比べるとセットアップが簡単なことが魅力です。

「Colaboratory へようこそ」の横にあるパンくずをクリックする
②「Colaboratory へようこそ」横のパンくずをクリック。
その後に「 python 3の新しいノートブック」をクリックして下さい。

Colaboratory は Jupyter Notebook をモデルにしており、普段は Anaconda を使っている人でも特段違和感なく始められることも素敵です。

Google Colaboratory のコーディング画面
Jupyter Notebook と同じ形式の画面に。
補足ですが、画像内の「 Untitled0.ipynb 」はデフォルトのファイル名です。

さて、実際にコーディングしてみましょう。
まずは簡単な出力から。

Google Colaboratory でテスト入力した結果
print( “hellow this is yutta” ) の出力結果。ちなみに”w”は不要ですね・・。
英語できないのがバレバレ(*’ω’*)

Smart Keyboard 上で「Shift+Enter」、あるいはタッチ画面で「 ▶ 」をクリックすると、セルが実行されます。
簡単な処理だったので、割とすぐに結果が反映されました。

Colaboratory 上で結果が反映されるので、コーディングしていて楽しいです。

Colaboratory 上で DataFrame を出力
DataFrame も問題なく表示されました。
Google Drive 上にあるファイルの読み込みも可能です。

Google Colaboratory があれば、 iPad Pro でも Python が操作可能です。

iPad Pro でコーディングするならSmart Keyboard は必須

Colaboratory を使うせよ、 Pythonista3 を使うせよ、iPad Pro でコーディングする場合、キーボードは欲しいところです。

僕は iPad Pro に純正の Smart Keyboard を使っていますが、他のものでも問題ないと思います。
ちなみに キーボードがない場合のコーディング画面は

キーボードがない場合の Google Colaboratory の画面。
キーボードがない場合の表示画面。
結構食い込んで表示されます。

こんな感じになります。
出力する画面が小さくなる上、タイピングし辛いです。
今回はこんな感じで、終わり!

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