前回は Python をバラエティー要素に寄せて使ってみました。
Python に興味がなかった人にも、楽しめる内容になっていますが
Python を使う理由は「遊び」ではありません。
以前 Twitter の API を取得した、とツイートしましたが
「自分をフォローしてくれている人の興味関心は何か?」を分析していきます。
どちらかと分析の方に記事内容を寄せるため、Python のコードは割愛します。
では、分析してきましょう。
フォローワーの興味関心を可視化
フォローワーの興味関心を可視化します。
以下のワードクラウドは「フォローワーのプロフィール文」を基に作成しています。文字サイズが大きいほど、フォローワーの興味関心が強いと言えます。
まずは文字サイズが大きいものから見ていきます。
画像を見る限り「ブログ」「ビジネス」「ブロガー」などに目がいきますね。「運営」、「収益」、「月収」、「アフィリエイト」なども含め、『ビジネスアカウント』というグループでくくれそうです。
次は文字が小さいところを見ていきます。
「趣味」、「好き」、「大好き」とかは類義語ですが、主語が見えないため、属性が見えづらいです。少し見つけにくいですが「ゲーム」、「プログラミング」、「読書」などが上記の主語になりえそうです。
ただ、先ほどの『ネットビジネス』グループとは属性が違いますよね。例えば、お金にならないけど〇〇楽しい~!とか、〇〇してみたよ!などのツイートで反応してくれそうな層かなと思います。
便宜上『趣味アカウント』というグループでくくっておきます。
個人的に気になったのは次のグループです。
「副業」、「転職」、「脱サラ」、「会社」、「新卒」など、会社員と関連性が高そうなグループが存在します。これも便宜上『社会人アカウント』というグループにします。
僕は平日会社員として働いているので、僕自身と親和性は確かにあるのですが、日ごろのツイートでは分かりにくいはずです。
プロフィール文章では副業したいとか、脱サラしたいとかは書いていません。ただ、「@」以降に新卒ブロガーとあるため、興味を持ってくれたのかもしれませんね。
実際「新卒でブログやってる」という人は僕もフォローしたくなります。
でもその割には『社会人アカウント』の割合が少ないような・・?
さて、3つグループを分けました。
- ビジネス系のアカウント
- 趣味系のアカウント
- 社会人系のアカウント
どう見ても僕のフォローワーで多いのはビジネス系のアカウントです。
僕は趣味系や、社会人系のアカウントの人とも繋がっていきたいなぁと思うので、ツイート内容考えようかなぁと思うこのごろです。。
みんな絡んできてくれてええんやで(;´・ω・)
フォローするまでの経路を確認
さて、フォローワーさんの属性を分類したところで、フォローされる要因を考えていきます。
キーワードは『ツイートへの共感』と『ツイートの有益さ』です。
まず、フォローワーさんがフォローしてくれる道順を見ていきます。
僕のツイートから、プロフィールへ遷移した人の数は Twitter のアナリティクスから数値として確認できます。
ツイート→プロフィール画面へ行った人が多いツイートは以下の2つです。
ちなみにツイートの画像ですが、最初に掲載した画像とは若干異なります。このツイートの画像には「フォローワーのフォローワー数が100以上300未満」というフィルターを適応させています。
このツイートを見たときのユーザーさんの気持ちを考えてみると
- ハッシュタグでツイートを見て(認知)
- 目を引く画像があったので、文章も読んでみて(興味関心)
- なんかすごそうなことしている(興味関心)
- この人のツイートは面白そう&自分も何か学びになるかもしれない(欲)
- フォローしておこう(行動)
というような心理変化があったかもしれないですよね。
上記のツイートは「共感」というより「有益な情報をツイートしてる」という関心から、日々のツイートへの期待などを込めてフォローしてくれたのかな。なんて思ったり。1ツイートが重くなりそう・・(;´・ω・)ww
ではこのツイートを取り上げると、有益な情報というより、「共感」の要素が強いと考えています。
見てくれた人が、僕のプロフィールを見たくなる時の気持ちを考えてみると
- 1記事でアドセンス申請したらどうなるんだろう?
- ちょうど僕(私)もアドセンス申請したところだし、仲間だ!
などですかね。
誰と、どのように繋がっていきたいか?
ハッシュタグをつければインプレッションは最低限担保されるので、初心者のブロガーさんは是非活用するべきです。
ただ、ハッシュタグをつけるだけでは、インプレッションが増えるだけで、エンゲージメント(ファボ数、RT数、プロフィールクリック数)が伸びません。
ツイートを見てくれた人へ、どんなメッセージを発信するかを考えなければ、インプレッションが増えるだけで「一人相撲のツイート」になってしまいます。
- このハッシュタグを見る人はどんな人だろう?(ペルソナ)
- ツイートを見てくれた人が、反応したくなるツイートは?(興味関心)
上記をツイートする前に意識するだけで、SNSは楽しくなってきますよ(*’ω’*)