「記事のタイトルってどうやって決めればいいんだろう?」と考えたこと、ありませんか?
実際、記事のタイトルを軽視していては、 SEO 上でも SNS 上でも評価が得られません。
「記事のタイトルが大切なんて分かってるよ!だけどどうすればいいか分からないんだ!」とお悩みのあなたへ向けてこの記事で解説していきます。
今回は Python で検索結果上位100サイトのタイトルを取得し、分析をしていきます。
読みたくなる記事タイトルを付ける
いきなり抽象的な表現ですが、包括的にまとめると「ユーザーが読みたくなるタイトルをつけよう」ということに集約されます。
この記事では、どんどん掘り下げていきますので、ご安心ください。
検索語句の裏にある検索者のニーズを読み取る
まず、検索語句ごとに「なぜユーザーは検索したのか?」を考える必要があります。
この画像は検索結果100サイトのタイトルを分析したワードクラウド画像です。
画像を見てみると、上位表示したいキーワードは、タイトルタグの中に入れた方がいいと一目で分かりますね。
(注意)キーワードの詰め込みは NG ですよ!
さて、問題は狙っているキーワード以外に、どんな表現を含めればいいかです。
答えを先に書いてしまうと「検索者のニーズを満たすタイトル」です。
「検索者」に向けた記事タイトル
まずは検索者が誰なのかを考えます。
いわゆるペルソナを設定しましょう。
例えば先ほどの画像で言えば、人物像が浮かんでくるキーワードは以下のものです。
「ブログ」、「アフィリエイト」
→ブログをやっている人や、アフィリエイトに取り組んでいる人
他にも「会社の EC サイトの売り上げを伸ばしたい」と考えているような、法人の人も交じっているかもしれません。ただ、あくまで検索結果を見る限り、企業の人に向けたタイトルである必要はなさそうだと判断できます。
このように、どんな人に向けて書いてある記事かが、分かる記事が好ましいと言えるでしょう。
「ニーズ」を満たす記事タイトル
次に、検索者が「何を求めているか」を考えてみましょう。
先ほどの画像は名詞のみ抽出していましたが、もう少し広げてみてみましょう。
キーワード | 使用頻度 | キーワード | 使用頻度 |
タイトル | 107 | ポイント | 7 |
記事 | 101 | つけ | 7 |
ブログ | 44 | 文字 | 7 |
付け方 | 31 | 株式会社 | 7 |
SEO | 19 | 1 | 6 |
変更 | 12 | 対策 | 6 |
決め方 | 11 | Web | 6 |
コツ | 10 | 解説 | 6 |
的 | 10 | 4 | 6 |
方法 | 9 | 表示 | 6 |
文字数 | 9 | 7 | 5 |
8 | 9 | WordPress | 5 |
例 | 8 | アフィリエイト | 5 |
方 | 8 | 3 | 5 |
アクセス | 8 | クリック | 5 |
効果 | 8 | 意識 | 4 |
「付け方」、「決め方」、「変更」、「文字数」、「例」、「解説」など『記事のタイトルをどのように取り扱えばいいのか?』という「知りたい」というニーズが見えてきます。
ではもう一歩踏み込んで、検索者は何を知りたいのでしょうか?
8、1、4、7、3など数字が多く見られますが、これは「記事のポイント」を示す際に用いられる表現です。実際に「ポイント」も良く使われる表現のようです。
検索した裏を読み取っていく
Who:主に「ブロガーやアフィリエイター」が
What:タイトルの「決め方や変更する際のコツやポイントを知りたい」
ということまで読み解けましたね?
ここで最も重要なことを考えていきます。
それは Why です。
今回の例で言えば「知ってどうするの?どうしたいの?」ということを考えます。
先ほどの表を見ると例えば以下のものが参考になります。
「効果」、「 SEO 」 「クリック」、 「アクセス」
→書いた記事やサイトをクリックして見てほしい、アクセスして欲しい
「記事 タイトル」を検索している人の本当のニーズが見えてきましたね。
「記事のタイトルの付け方を知りたい」のではなく「自分の書いている記事を読んで欲しい」ことが真のニーズである、と見えてきませんか?
100サイト分析しなくても十分記事タイトルの分析は可能
これまで見てきたように「記事 タイトル」という検索語句は
Why:記事やサイトを読んで欲しくて、クリックされたいので、
Who:主に「ブロガーやアフィリエイター」が
What:タイトル「決め方や変更する際のコツ、ポイントを知りたい」
と考えて検索していると考えられます。
今回は Python を使って100サイトのタイトルの情報を基に分析を行いました。 Python を使う気がない人にとっては他人事に見えるかもしれません。
そこで最後にいくつか便利なツールをご紹介して終わろうと思います。
関連取得キーワードツール
検索語句を入力すると、関連する語句を返してくれる無料のツールです。
Yahoo!知恵袋や、教えて!Goo など質問サイトも同時に見れるので、ユーザーの真のニーズが読み解きやすくなる優れものです(*’ω’*)
Extract People also search phrases in Google
1回の検索で悩みが解決すればいいですが、2回以上することありませんか?
このツールはその2回目で検索されるであろうキーワードを拾ってくれます。
上位サイトであれば、この要素を追加した方がいい、という参考にもなるかもしれません。
他にも色々便利なツールがあるかもしれませんが、最終的には自分で考えて記事のタイトルを考えねばなりません。
その際に、本記事がお役に立つことができたら幸いです。