投資

新卒1年目で投資を始めようと思う

新卒1年目で投資を始めようと思う

入社して8か月が経過し、給料はほぼ貯金しています。
実家暮らしであることもあるので、予想通りのペースで貯めることができています。
今回は新卒1年目で投資を始めようと思った理由と方針を整理していこうと思います。

[voice icon=”https://life-workist.com/wp-content/uploads/2019/11/face_default.jpeg” name=”ゆった” type=”l”]ブログ記事ではなく、完全に「ログ残し」の要素が強い記事です。ご了承ください[/voice]

新卒で投資を始める理由

同期や先輩に聞いても投資をやっている人はいません。

[voice icon=”https://life-workist.com/wp-content/uploads/2019/11/face_default.jpeg” name=”ゆった” type=”l”]よく分からないし、勉強するほど時間ないし・・[/voice]

日々の生活や仕事に追われ、休日は遊んだり趣味に費やす時間が多いので、あまり目がいかないのかもしれません。実際、僕もブログ、プログラミング、持ち帰りの仕事とかで目を向けてませんでした。

持ち運べる資産を増やしたい

「独立して、フリーでも生きていけるようになろう」と思って僕は今の会社に入社を決めました。

ベンチャー企業に就職して、あっという間に1年目が終わろうとしています。
僕の会社は非常に転職者が多く、出入りが激しいです(僕のチームは入社時点で僕含め4人いましたが、2月から2人になります)。

[voice icon=”https://life-workist.com/wp-content/uploads/2019/11/face_default.jpeg” name=”ゆった” type=”l”]同期の新卒はすでに40%が転職しました。話が合う先輩や同期ほど早く展生くしてしまうんですよね…。[/voice]

転職する人って、自分のキャリアをしっかり考えているので、気が合う人が多いです。そのため仲のいい人が転職すると聞くと、応援したい気持ちもありますが、少し悲しかったりもします。

でも根っこの部分では「僕はこのままでいいのだろうか?」という焦りの気持ちが一番を占めています。

日々の業務に追われながらも、自分のスキルを高めることに時間を費やしてきました。
でも僕の努力って、正直、社内評価を高めてるだけにとどまっています。
この会社の社内評価って、市場的に評価される価値あるものでしょうか?

独立するにせよ、転職するにせよ、「社内だけで通じるスキル・資産」ではなくて「持ち運べるスキル・資産」を重要視するべきではないのか?

今僕は通常の業務に加えて「統計」と「プログラミング(Python)」を使って、社内ポジショニングを行っています。
同期との差別化にもなりますし、先輩からも一目置かれるブランディングができていると思います。

[voice icon=”https://life-workist.com/wp-content/uploads/2019/11/face_default.jpeg” name=”ゆった” type=”l”]実際、データ分析やシステム的な話が同期や先輩から持ち掛けられることが最近増えつつあります[/voice]

社内評価を順調に上げることができたので、上期で昇格し、若干ですがお給料も増えました。忙しくてあまり預金残高を確認してなかったのですが、ボーナスが振り込まれて、ハッとしました。
「お金」も「持ち運べる資産」じゃん・・・(;^ω^)

というわけで投資を初めてみようかな、と考えたわけです。

どうやって投資していくのか

お金とか、キャリアを考える上で、僕は他人の意見は基本的に受け流します。

[voice icon=”https://life-workist.com/wp-content/uploads/2019/11/face_default.jpeg” name=”ゆった” type=”l”]頑固なんですよねぇ・・[/voice]

理由は、詐欺的な情報や、誤った情報を提供してくる「迷惑人」と本当に価値のある情報を提供してくる「親切人」を見分けているためです。
見分けるようとすると、一度他人の意見を疑うようになるので、結局自分で情報収集した範囲で着地するんですよね。

投資をするにあたっても、自分で仕入れた情報以外は基本的に信じません。
というわけで、投資をする方針を模索していこうと思います。

個別銘柄へは投資しない

Google やトヨタ自動車などの個別銘柄に投資をする気はありません。
理由は「ニュースや財務諸表を読む時間を作らない」ためです。

確かに個別銘柄は魅力的です。
ブロガーに近い企業といえば Google だと思うので、 Google を例に見てみましょう。

Googleの株価の終値。2006年~2019年までの推移。
Googleの株価の終値推移。
株価は順調に上抜けているが、予想は難しい。

2008年ごろから長期保有できれば、2008年に買った株は7倍近くまで増えることになります。

[voice icon=”https://life-workist.com/wp-content/uploads/2019/11/face_default.jpeg” name=”ゆった” type=”l”]こんなに増えるなら個別銘柄一択じゃない!?[/voice]

と思う方が多いのではないでしょうか?

重要なのは「長期保有できれば」の話です。
次のグラフを参照下さい。

Googleの株価のボラティリティ
Google の変動率の時系列推移。
上下に異常値を出しているのは、それだけ大きな変動だったことを意味します。

異常に動くような価格推移は徐々に減少傾向であることが確認できます。
2016年以前は一日で10%動くことは珍しくなかったようです。

僕の投資予算は月に10万円程度なので、一日で1万円変動する可能性があったということです。とはいえ、2016年以降でも一日で5%動くのが普通のようですので、安眠するには少し楽観的過ぎます。

Google 変動のヒストグラム(bins=100)
一見、正規分布に見えるが、裾も長く無視はできない。

一日の変動幅でヒストグラムを作成してみたところ、正規分布のような形(上図)をしています。
さて、変化の分岐点は、5%以上の変動があった付近でしょうか。
裾が長いヒストグラムになっていますので、5%を目安に分類してみます。

Googleの株価において前日比で5%以上、下落した回数のヒストグラム(bins=20)
横軸は下落率、縦軸は頻度を示します。

一番右に描写されている青いバーは「5%以上下落した回数が80回以上ある」ことを示しています。そのため、6%はいかないまでにしても、5%以上下落する回数は100回はあることが視認できます。

[voice icon=”https://life-workist.com/wp-content/uploads/2019/11/face_shining.jpeg” name=”ゆった” type=”l”]下がろうが、上がればえんちゃうん?[/voice]

と思われる方もいるかもしれませんが、実際のデータをご覧ください。

Googleの株価において前日比で5%以上、上昇した回数のヒストグラム(bins=20)
横軸は上昇率、縦軸は頻度を示します。

一番左に描写されている赤いバーは「5%以上上昇した回数が35回以上ある」ことを示しています。

[voice icon=”https://life-workist.com/wp-content/uploads/2019/11/face_default.jpeg” name=”ゆった” type=”l”]む、難しくなってきたぞ・・?[/voice]

僕の個別株の結論は「儲かる銘柄を探すのはスリリングだけど、ストレスが半端なさそう」です。

一日に5%マイナスが続く回数は、一日に5%プラスになる回数よりも多く、精神的に不健康になりそうです。投資額が月10万の僕の場合、5%は5000円に値します。

[voice icon=”https://life-workist.com/wp-content/uploads/2019/11/face_default.jpeg” name=”ゆった” type=”l”]一日に5000円マイナスになることが多いと、不安になって、投資を辞めたくなりそうです[/voice]

加えて、個別銘柄はスキャンダルや思わぬところから変動するため、生活のほとんどが保有銘柄に関するニュースや、関連ニュースをチェックすることになってしまいそうです。投資を本業にするのであればいいかもしれませんが、僕はあくまで年収を上げるために、投資を検討しています。

そのため、個別銘柄は選択肢から除外してしまいます。

株価指数という選択肢

個別銘柄を除外した場合、株式投資の選択肢としては「株価指数」が挙げられます。

[voice icon=”https://life-workist.com/wp-content/uploads/2019/11/face_crying.jpeg” name=”ゆった” type=”l”]もうやめて泣きそう、株価指数って何よ[/voice]

株価指数とは、複数の株価の銘柄を集めた平均値です。
日本の株価指数で言えば「日経平均株価」になります。
※簡単に日経平均株価を説明すると、東証一部に上場している銘柄のうち、頻繁に売買されている銘柄を225社選定して算出されています。

実は株価指数も売買することができます。

赤…米国の株価指数であり、S&P500の数値とほぼ同値
青…日本の株価指数であり、いわゆる日経平均

株価指数は国ごとに算出されており、その国の経済を大まかに示します。
僕は米国の株価指数に投資しようと考えていますが、それはまた別の記事で。

投資方法を決めた参考書籍

投資を始めようと考えた時に参考にしたのは、以下の書籍です。
最初は分からない箇所があったり、読むことに苦労しましたが、その分バイブル的な存在の本ばかりです。

  • ランダムウォーカー
  • 株式投資の未来

[voice icon=”https://life-workist.com/wp-content/uploads/2019/11/face_crying.jpeg” name=”ゆった” type=”l”]本音言えば、勉強飽きたから早く投資始めちゃいたい[/voice]